山麓園太郎です。サワディーカップ。
2020年は世界にとって波乱の一年でしたが、僕たちSTUDIO MUSHROOM IRONはそもそも吹けば飛ぶような零細以下の事務所ですから(笑)、コロナや景気の風に吹かれて飛んだ先で何やら小さな成果を上げてはまた飛ばされる、を繰り返すうちに無事大晦日を迎えました。御贔屓にしてくださったレコードレーベルや放送局や同好の士の皆様に心より御礼申し上げます。
今年最後の記事としてまず、この1年で最も読まれた記事ベスト5を発表させて頂きます。
第1位:
この記事、なんと「plastic plastic」のGoogle検索トップをいつの間にか獲得していました。きちんとバンドの紹介と日本で初のインタビューを載せたこの記事が日本の人の目に真っ先に触れるようになったのは、ささやかにタイポップス勧誘業(笑)を続ける僕たちにはとても嬉しい事です。サンキューグーグル。
第2位:
これはBNK48の「ドートディドン」のMusic Videoが公開された直後に書いた速報記事でしたが、今もタイからのアクセスが多い記事のひとつです。日本の人には本家ルークトゥンとのファッション面から比較した言及や脱線したデコトラ解説が新鮮だったのか?と。
第3位:
うちの社長が書いた記事です。社長は今年「化粧品検定1級」の資格を取りまして、「来年は海外コスメの記事を増やしたいからコロナは今すぐ絶滅しろ!」と言っております。付き添いで見てるだけの僕の目にもタイのコンビニでのコスメ棚の充実っぷりは驚きでした。女性の皆さーん、今度タイに旅行に行ったらまず観光すべきは寺院や王宮じゃありません。コンビニです!
第4位:
不慣れな「ステイホーム」が始まった頃、タイポップスの持つ力を信じてまとめたプレイリストの記事です。実際にステイホーム中から今も沢山のアクセスがあるので(そして悲しい事にステイホームはまだ終わりそうにないので)、年明けに第2弾を書いてみようかなと思っています。
第5位:
BNK48の家系をさかのぼってゆくと最終的にはオールナイターズに辿り着く、という案外真面目に書いた80年代アイドル記事ですが、オールナイターズの現在が気になる皆さんの検索に引っかかる記事のようです。
さて、僕たちにとって2020年の一番の思い出はシンディ・スイのベストアルバムの企画・選曲に携わった事です。タイポップスのCDを1枚作った、なんてタイポップスに夢中になった8年前には想像もできなかった事です。関係者の皆様ありがとうございます。こちらもステイホームのお供にぜひお買い求めください。とにかくハッピーな1枚ですので。
そして個人的な事ではありますが、僕たちの活動に弾みがついたのは僕の1年間に及ぶ無職生活がきっかけです。明日から始まる2021年は予測不能ですが、世界情勢や政治を見ていてついつい湧き上がってくるダークな感情とか攻撃性みたいなものを、とにかく自分の周りには漏らさないようにしたいと思っています。「隠す」とか「背負いこむ」という事ではなくて、音楽の力を借りながら上手く自分の中で解毒して、いつだって笑っていたい、楽しい方へ転がって行きたいという決意表明です。どうぞ来年もこのブログをよろしくお願いします。
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