山麓園太郎です。サワディーカップ。
ご存じの通り、コロナウイルスの影響で世界中の音楽フェスが中止・延期になる中、「無観客ライブを動画で配信」という新しいコンサートの在り方が日本でも広まっています。
タイでもSTAMPのような大スターが自宅から連日ギター弾き語りを配信したりしましたが、日本とちょっと違うのは無料の配信が圧倒的に多いこと。
そこで今回は、気軽に無料で楽しめるタイポップスのライブをご紹介していきます!
配信終了後も映像は Fungjai の YouTube と facebook でアーカイブされて見られるようになっていま・・・したが、翌日午後には削除されてしまいました。色々権利関係もあるだろうから仕方ないですが、1週間位は置いといて欲しかったなぁ~。
まずは6月6日!音楽サイト「Fungjai」がYouTubeとFacebookで日本時間午後3時~10時半まで計8バンドが出演するライブを無料で配信します。ラインアップとしては人気音楽フェス「Cat Expo」の小型版、といった感じ。日本から無料で自宅で見られるっていうのはかなりお得感ありです。上の告知順に紹介しましょう。
ELECTRIC. NEON. LAMP
自らをNerd Rockと称し、プロフィールに「見た目は良くないけど・・・」って書いちゃう5人組。2006年結成。
YELLOW FANG
2012年のSUMMER SONIC出演をはじめ、既に数回の来日公演を実現させている女性3ピースロックバンド。
EARTH PATRAVEE
2018年のタイフェスティバル東京に出演。作詞作曲の才能がデビュー以来右肩上がりのシンガーソングライター。歌声も素敵。殆どの楽器演奏をこなすマルチプレイヤーでもあります。
YENTED
バンコクでジャケ買いしたアルバムが良過ぎてファンになったネオ・ポップバンド。ヴォーカルの高音が心地よくて、部屋でCDかけてるとついヘビロテ状態に・・・。
LOSERPOP
2018年に結成されたばかりの6人組。これまでに4曲を発表しています。
DEPT
Benz (vocal/guitar/programming) と Luke (keyboard/synthesizer) による2人ユニット。このMVでは英語と中国語で歌詞字幕を入れたり、海外進出も視野に入れた活動をしているようです。現在はsmallroomレーベルに所属。
FEVER
「坂道的佇まい+Perfume的ダンス+シティポップ的音楽性」でポストBNK48の筆頭に位置する新世代アイドル。12人のメンバーを半分に分けたスプリットシングルをリリースしたばかり。この曲では人気急上昇中のH3F(日本の同名バンドではなくバンコクのポップバンド)のメンバーによる作詞作曲とquicksand bedのメンバーによるアレンジ、総合プロデュースはGym And SwimのChalerm、ヴォーカルディレクターはTELEx TELEXsのAom、とタイポップス界の才能が結集しています。
เขียนไขและวานิช (Wax and Varnish)
僕も殆ど情報がないので曲を聴いてみてください。9年程前から曲は書き溜めていたけど発表し始めたのは最近らしい。全体的にフォーキー。
記事執筆後にタイムテーブルも発表されたので下の画像で追記します。
(注:日本とタイには2時間の時差があります。画像の表記時間に2時間を足すと日本時間になります)
ぜひ皆さんご自宅で、間に食事やお風呂なんかも挟みながら、でも気になるアーティストはお見逃しのないように楽しんでもらえたらいいなぁと思うんですが。僕ですか?たぶんトイレ以外は全部PCの前にいると思います(笑)
そしてやはり一番の太っ腹はCat Expoを主催するラジオ局Cat RadioのYouTubeチャンネル。Cat Expo関連の映像は殆どのアーティストがアーカイヴされていてフルステージ収録も多め。海外音楽フェスの楽しさを凝縮したチャンネルです!
最後にもうひとつ!海外から多数のアーティストをバンコクに招いて開催される「Maho Rasop Festival」も過去映像をいくつか残してくれています。マイアミ・ホラーなんかもあるんだけどこのブログで紹介するならやっぱりアジア勢かな、ってことで台湾のELEPHANT GYMを!
前述のFungjai での配信が週末に迫っているためすごーく駆け足でご紹介しちゃいましたが、気になるアーティストのフェイスブックページをフォローしておくとこういう無料配信のライブのお知らせがチェックできますのでタイポップスに興味があったらぜひ!
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