山麓園太郎です。サワディーカップ。
本題に入る前に、先日見てきたばかりのコンサートのレポートから始めましょうか。
「Electoronic Music Festival」。10月5日にバンコクの観光スポットとしてはお馴染みのチャトチャック・ウィークエンドマーケットにほど近いJJ Mallで開かれました。
BTSのモーチット駅、またはMRT(地下鉄)チャトチャック駅から市場の中を通って行くこともできますが、僕はMRTのカンペーンペット駅の2番出口から出て、チャトチャック市場に沿った大通りを歩いて行きました。市場は日差しが強い日は暑いけど、かなーり楽しいですね!
チャトチャック市場は土日開催の市場ですが、それをコンパクトにして平日来ても楽しめるようにしたのがJJ Mall。冷房も効いてて快適。今回のコンサート会場はその最上階、駐車場と繋がってるコンベンションルームです。
出演者はこちらなんですが、
オーストラリアから来るダフト・パンクのトリビュートバンドがメインアクトです。で、このブログ読者さんにはお馴染みのTELEx TELEXsやシンディ・スイ、僕がラジオで紹介したことのあるJ.K.buaやFunky Wah Wah、KIDNAPPERSら多数が出演するので、もうこの告知見た時からずーっと気になってたんです。
僕はエレクトロ・ポップが大好物。このコンサートなんて「好きな料理しか置いてないビュッフェ」みたいなもんですから Air Asia Goでホテルと航空券のセットを安く取って半年ぶりにバンコクへ飛んだんです。同行のブロガー「タイ人になりたいよしだ」さんも合流して会場に入ると、あら広い。
10バンドが午後4時から深夜まで。夜も更けてからお目当てのバンドだけ見に来る人も多いみたいで最初は空いてますが、僕にはどれも見逃せません。まずトップバッターのJ.K.buaです。
J.K.buaはどのレーベルにも所属しない完全インディーズでありながら、1stアルバムはメジャーを凌駕する緻密なアレンジと抜けのいいマスタリングでリスナーを驚かせました。Perfumeが好きな人なら絶対気に入ると思うのでYouTubeで見てみてください。
この時点で既に30分押してますが(笑)、ライブは続きます。
ステージが終わる度にお客さんが会場を出ていき、何か手に持って戻って来るんだけど。何だろうな?ちょっと僕も見に行こう。
あっ!会場後方で缶ビールの6本パックを売ってる!そうか、これ買って友達と飲みながら楽しむのか!ナイスコンサート!
更に入場ゲートの外では食べ物も売ってるので行ってみます。中華まんや串刺しのシュウマイ。フェス飯っぽくないところもまた良し。
へべれけに酔っぱらいたくもないから、ソフトドリンクにチェンジしようかな~と思っていたら、
セクシーお姉さんが「サワディーカーー」(カーは伸ばすほど女性らしい感じになる。まぁつまり・・・可愛いんです)と寄って来たのでジュースを2本購入。「サンタナ」っていうブランド名もいいですな(デレデレ)。
さてライブに戻りましょう。Funky Wah Wahは子供の頃お父さんに買ってもらったカシオトーン(しかもボタン鍵盤!)で音楽を始めた、という経歴の持ち主。良く聴いてたのはモダン・トーキングとカルチャー・クラブだそうです。
そしたら、歌のゲストに見覚えのある女の子が・・・以前アイドルとして活動して、今はタレント/シンガー・ソングライターに転身したZomちゃんじゃないですか!
あぁもう!Zomちゃん可愛いしFunky Wah Wahカッコいいし!なんだこのお得感!!
そしていよいよTELEx TELEXsの出番です!
青山公演以来の再会ですが、サマソニ出演を経て更に一回り大きくなっていました(いや相変わらずAomちゃんは顔小っちゃいけど)。初の台湾公演や今夏の来日公演といった節目節目でしっかりと「自分たちはもっと上に行ける」という自信を掴んできたわけですが、その自信を観客に向けて立ち居振る舞いで見せられる。TELEx TELEXsってそんな堂々としたバンドだ、と僕は思うんです。だからファンは熱狂する。まるでスポーツチームとサポーターの関係のようです。
演奏後に会場外でうなぎパイを渡して、お互いお礼を言いあったりして記念撮影。彼らはこの後、市内の別の場所で開かれているGym And Swimと台湾からの落日飛車 (Sunset Rollercoaster) のジョイントコンサートを見に行くそうです。相変わらず疲れ知らずだなぁ。
前編はここまで。次回もお楽しみに!
J.K.buaの日本初インタビュー!「タイ人になりたいよしだ」さんのブログ記事
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